第7回定期演奏会【開場~1部】

開場

雨のため、予定より早く開場。

ウエルカムアンサンブルも5分早い13:25から開始しました。

演奏は、『のりたまアンサンブル*』の演奏でお客さんをお出迎えしました。

○曲目

・風が吹いている

・宇宙戦艦ヤマト

ヤマトでは、手拍子もいただき、盛り上がりました。

ありがとうございます!

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◎第一部

開演とともに「K点を超えて」で幕を開けました。

K点はスキージャンプの用語が由来だそう。この曲は1998年の吹奏楽コンクールの課題曲だそうですが、この活気に満ちたメロディーが親しまれ、今でも、演奏機会が多いそうです。

 

ご来賓の行田市 土橋義雄副市長様にごあいさつ、激励いただきました。

 

その後の曲は、「G線上のアリア」。説明不要なくらい、よく知られた曲ですね。本来、弦室内楽のための曲であるこの曲を、吹奏楽アレンジで挑戦しました。

実は、知名度の高い曲を演奏するときは、演奏者側はとても大きな重圧と対峙することとなります。というのも、お客さんの頭の中にも「完成された理想の演奏」が既にあるのです。どれだけ理想に近づけ、また感動していただけるか、とてもやりがいがあります。

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(リハーサル時の写真です)

(ステージ上右側のロゴは、当団のロゴマークです。行田市の古代蓮をモチーフに周囲には音符をちりばめてデザインされています)

 

3曲目は「アルヴァマー序曲」。吹奏楽曲の中ではとてもよく知られた曲で、吹奏楽経験者なら一度は聴いたことがある、と言っても過言ではないくらいの曲です。作曲者のジェイムス=バーンズ氏は、親しみやすい序曲を数多く作曲しています。もともとチューバ奏者である彼の作品は、急―緩―急の形式が多いのですが、特に中間部のゆったりとした部分の低音の進行は非常に美しいものであり、各楽器がいろどりを添えています。初めて聴いたかたも、少しでも吹奏楽曲の魅力を感じていただけたら嬉しい限りです。

 

4曲目は「吹奏楽のための第二組曲(ホルスト)」を演奏しました。あの、ジュピターで有名なグスタフ=ホルストの作曲したこの曲は、第1組曲と合わせて広く知られています。この曲は、なんといっても1楽章から4楽章まで大活躍するユーフォニアムのソロが聴きどころです。今回の演奏も、美しい旋律及び対旋律を描き、音色が会場に響き渡りました。

3楽章に登場した鍛冶屋の歌では、金床(アンベル)の代用として、かつて現役で活躍していた”線路”を金槌で叩くという手法を採用しました。

鍛冶屋のように聞こえたかな・・・?

 

(2部に続く)

 

 

 

*のりたまアンサンブル

行田市民吹奏楽団の主に金管のメンバーで構成され、行田市民吹奏楽団の開会演奏や、社会福祉施設の慰問演奏を行っている。